こんにちは。ダタク @iQeeeda です。
「今年は OKR で SAA と SAP を取るぞ!」
2022 年、そう決めて AWS 認定に挑んだ時期が、僕にもありました。
結論から言うと、達成できたのは SAA の 1 つだけでした。
しかもその過程で、SAA ではまさかの 0 点をくらい、SAP では歯が立ちませんでした。
先に、この記事で伝えたい教訓です。
- 自宅オンライン受験 (Pearson VUE) はトラブルが起きうる。僕は 2022 年、SAA の 1 回目でカメラが不安定になり 0 点でした
- SAA は Udemy の模試をやり込めば受かった。でも同じ勉強法を SAP に持ち込んだら通用しませんでした
- SAP は模試の丸暗記だけでは届かない。SAA の成功体験が、そのまま罠になります
※ 体験は 2022〜2023 年のものです。ソースは全部、僕自身の失敗です。
今回は「AWS 認定に挑んで、SAA で 0 点・SAP で惨敗した」という話をします。
これから AWS 認定を受ける人が、僕と同じ轍を踏まないように。
それでは解説していきます。
※ この記事の体験は 2022〜2023 年のものです。執筆時点 (2026 年 7 月) の AWS 認定の最新バージョンは SAA-C03 / SAP-C02 で、僕が受けた当時とは変わっている可能性があります。出題範囲や受験方式は公式の最新情報を確認してください。
AWS 認定の SAA と SAP を OKR に掲げた
そもそもの始まりは、2022 年の OKR でした。
「今年は SAA と SAP を取る」。
そう決めて、AWS 認定に挑むことにしたんです。
まず手をつけたのが、いちばん有名な SAA でした。
- SAA = AWS Certified Solutions Architect - Associate
- AWS の設計・構築の基礎を問う、登竜門的な資格
教材は Udemy の講座と模試。
これがわかりやすくて、「いけるやん」と当時の僕は完全に舐めていました。
AWS SAA の自宅受験で 0 点をくらった話
勉強を進めて、いよいよ SAA の試験当日。
僕が選んだのは、自宅からのオンライン受験でした。
わざわざ試験会場まで行かなくていいし、ラクだろう。
そう思っていたのが、最初の落とし穴でした。
Pearson VUE でカメラが不安定になった
自宅受験は Pearson VUE というシステムで、Web カメラに自分を映しながら受けます。
ところが本番の開始直前、このカメラが問題を起こしました。
- 試験官から「カメラ映像が不安定で試験を進められない。アプリの問題かもしれないので PC を再起動してほしい」と言われる
- 再起動しても同じ指摘。しかも 2 回目のときは、すでに試験の初期画面が開いてしまっていた
- この状態ではウインドウを閉じることも他の操作もできず (おそらく仕様)、仕方なく「試験終了」を選択
- それが原因らしく、アクセスコードが無効化。アプリにログインできず、試験官とも連絡が取れなくなった
問題文を 1 問も読んでいないのに、試験終了の扱い。
結果は、まさかの 0 点です。
痛恨の一撃を食らった気分でした。
しかも当日は土日で、コールセンターは休み。
試験官からのメールや電話も来ず、その日は完全に手詰まりでした。
後でググってみたら、当時は Pearson VUE のアプリでカメラが不安定になる事例が、けっこう出てきました。
0 点の原因を試験環境のせいだと断定はできません。
※ この不安定さはあくまで 2022 年当時の話です。今のアプリで同じことが起きるかは分かりません。
救いもありました。
後日、Pearson VUE から再試験用のバウチャーをもらえたんです。
おかげで受験料を払い直さずに、受け直せました。
【教訓】不安なら試験会場を選ぶ
もし僕がもう一度受けるなら、迷わず試験会場受験を選びます。
ネット環境・カメラ・部屋の条件を自分で完璧に整えられないなら、会場のほうが安全です。
AWS SAA に合格するまでの勉強法
0 点の一件でメンタルは削れましたが、ここで引くわけにはいきません。
勉強をやり直して、SAA を受け直しました。
やったことはシンプルで、Udemy の模試をひたすら反復する、これだけです。
- 同じ模試を、答えを覚えるくらい繰り返す
- 間違えた問題の解説を読んで、AWS のサービスの役割を頭に入れる
結果、2022 年 10 月に無事合格。
ただ正直に言うと「思いのほか手こずった」というのが本音でした。
勉強開始から合格まで、だいたい 7 ヶ月かかっています。
そしてこの「模試の反復で受かった」という成功体験が、次の SAP で牙をむきます。
AWS SAP で落ちた理由
SAA の勢いのまま、翌 2023 年 4 月、僕は上位資格の SAP に挑みました。
- SAP = AWS Certified Solutions Architect - Professional
- SAA の上位にあたる、設計のプロ向け資格
「SAA と同じように、模試をやり込めばいける」。
この慢心が、そのまま大コケにつながります。
模試の丸暗記が通用しなかった
試験が始まって数分。
「Udemy の模試と全然ちがう」と、開始早々に悟りました。
SAA は同じ模試を繰り返すだけで足りたので、SAP も同じ感覚で臨んでいたんです。
でも SAP は、模試の丸暗記では歯が立ちませんでした。
序盤から「これは厳しい」と、半分諦めながら解いていた記憶があります。
試験当日のコンディションも崩れていた
勉強法だけの問題ではありませんでした。
当日の僕は、コンディション作りも最悪だったんです。
前日はほとんど寝ておらず、頭がまわらない。
しかも眠気を避けようと昼食を抜いたのが、かえって集中力を削りました。
実力が足りていない上に、体調まで自分から崩しにいく。
そりゃ受かるわけがないよな、と今なら分かります。
AWS SAA と SAP で勉強法を変えるべきだった
落ちて痛感したのは、SAA と SAP は別物だということです。
同じ「ソリューションアーキテクト」の名前でも、求められるものが違いました。
次に受けるなら、こうします。
- SAA は模試の反復で受かった。ただし「なぜその答えなのか」まで理解しておく
- SAP も模試が重要。ただし特定のプラットフォームの模試だけをやり込むのではなく、いろんなサイトや書籍の模試を数多く解く
- SAP は一夜漬けでどうにかなるボリュームじゃないので、前日は普通に寝る
- 自宅オンライン受験に不安があるなら、試験会場を選ぶ
- 試験は改訂されるので、教材を選ぶ前に最新の試験ガイドを公式で確認する
僕の OKR はいまだ未達成です
ちなみに、OKR のもう片方だった SAP は、いまだに取れていません。
SAA を取ったところで、止まったままです。
再挑戦しない言い訳も、正直に書いておきます。
AWS 認定は今でも権威がありますし、知見の証明になると思います。
ただ昨今は、AI が Terraform や CloudFormation を書いてくれる時代です。
それがベストプラクティスかはさておき、インフラ構築のハードルは下がったと感じます。
さらに個人的には、安く使える Cloudflare に寄せるようになってきました。
このブログも Cloudflare で動いています。
そうなると、AWS を熱心にキャッチアップする気持ちも、だんだん薄れてきて...
目標を高らかに掲げるのは気持ちいいですが、中身が伴わないと、こうしてブログのネタになるだけですね。
(※ ネタにできてるだけマシ、と思うことにしています。)
これから AWS 認定を受ける人は、僕の 0 点と失敗を踏み台にしてください。
よかったら参考にしてみてください。
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