こんにちは。ダタク @iQeeeda です。
先日、毎日のブログを AI に書いてもらうことにしました。
もちろん書くのは AI。ネタは僕の X タイムラインから拾ってもらいます。
ただ、AI にそのまま「記事を書いて」と頼むと、あの独特の文章が返ってきます。
内容は間違ってはいないけど、僕が書いた感はゼロです、と。
そこで先に、自分のブログ 157 記事を全部 AI に読ませて、僕の文体のクセを言語化させました。
結論: 文体はルールの束にできる
先に結論です。
- AI に自分の記事を全件分析させると、文体は「ルールの束」として言語化できる
- 言語化した文体を SKILL (AI 用の指示書) にすると、AI が僕っぽく書けるようになる
- この記事自体、その SKILL を使って AI が書いた下書きが土台
今回は「自分の文体を AI に分析させて代筆させる」という話をします。
それでは解説していきます。
AI 丸投げで返ってくる「いかがでしたか」系の記事
まず困っていたのがこれです。
ブログを AI に書かせると、どうしても教科書みたいな文章になります。
たとえば、こんな言い回しが返ってきます。
- 「多くのエンジニアに愛用されています」
- 「非常に便利です」
- 締めは決まって「いかがでしたか?」
どれも当たり障りのない言い回しばかりで、内容は正しいんですが、2019 年からコツコツ書いてきた僕の声とは別物です。
読んでいて自分の記事だと思えない。
なので、AI に「僕の文体」という設計図を先に渡す必要がありました。
ブログ 157 記事を全部 AI に読ませて文体を分析
やったことはシンプルです。
WordPress 時代 (suwaru.tokyo) から今の iqeda.com まで、過去に書いた 157 記事を全部 AI に渡して、共通する文体・構成のクセを抽出させました。
X の全ポストからネタ元を棚卸し
X の運用も同じ発想でやっています。
自分の全ポストをダウンロードして、そこからブログのネタを探してもらう。
これでネタ帳が勝手に育ちます。
記事の文体分析と、ネタ元の棚卸し。
この 2 つを AI にやらせておけば、「何を・どう書くか」の土台が自動で埋まるわけです。
AI に言い当てられた自分の文体の手クセ
これがなかなか気恥ずかしい体験でした。
自分では無意識にやっていた手クセを、数字で的確に指摘されます。
分析で出てきたのは、たとえばこんな感じ。
- タイトルの 97% が 30〜34 文字に収まっていた (Google の表示上限を勝手に意識していたらしい)
- 「まとめ」という見出しは 157 記事中たった 4 件しか使っていない
- タイトルの 78% に【】が付いている
- 段落の 60% が改行を含み、2 文以上つなぐ段落も 39% あった
「まとめ」を書かない無意識のルール
「まとめを書かない」なんて、自分では一度も意識したことがなかった。
でも言われてみれば確かに書いていない。
こういうルールをいくつも言語化して、1 つの指示書にまとめました。
文体を SKILL にして変わった代筆と校正
いま毎日、この指示書を読み込んだ AI がネタを選んで下書きを書いてくれます。
しかも校正と事実チェックまでやらせているので、勢いで書いていた頃より、むしろ事実は正確になりました。
AI の校正と事実チェックで事実が正確になる
自力で書くと、こうなりがち
- 記憶で「確か月 3 万くらいだったかな」と書いてしまう
- 勢いで書いていた頃は、事実がどうしても甘くなりがち
指示書を読み込んだ AI に任せると
- 素材と突き合わせて数字を確認してから書く
- 校正と事実チェックまでやってくれる
毎朝 AI がネタ帳から選ぶ下書き
実際、いま読んでいるこの記事も、朝いちで AI がネタ帳から 1 本選んで書いたものです。
先ほどの手クセの数字も、僕の記憶ではなく指示書の記述と突き合わせて出しています。
種を明かすと、この記事も最初の原稿は AI が書きました。
そこに僕が手を入れています。
...文体まで奪われたな、と少し思いつつ、毎日ネタ帳が放っておいても溜まっていくのはやっぱり楽です。
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